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インターネットでのオンライン取引をはじめ、個人情報のデータは年々利用の拡大が進んでいます。
個人情報を利用することで、対象者に合わせた情報の提供が可能になり、利便性が高まりますが、同時に個人情報の取り扱いには、リスクマネジメントや情報セキュリティの確保が求められています。
これは、インターネット上だけではなく、印刷物の製造でも同様です。
阿部紙工は、印刷業として個人情報の保護活動に早期に取組み、平成15年(2003年)には一般財団法人日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)の個人情報保護マネジメントシステム(PMS・プライバシーマーク制度)を認証取得しました。
個人情報保護マネジメントシステムを導入することにより、データを取り扱う際のリスクを洗い出し、データの取り扱い方法を確立しています。
個人情報を取り扱う印刷物は主に、通知書といった郵便物が挙げられます。
郵便物は、送付する内容物に間違いないことが重要なポイントとなり、封筒の宛名と封入する印刷物(内容物)がマッチングしているかどうかが問われます。
そのために、郵便物を製造するワークフローを見直し、
などを実現する必要があります。
当社では、システム設計から可変データ印刷、封入封緘までの一貫したワークフローを構築し、個人情報を取り扱うための環境を整えています。
ワークフローを構築する上で、要となるのが「セキュリティ」ですが、セキュリティには、物理的なもの、論理的なもの、人的なものが存在します。
その中でも実際に目にすることができる「セキュリティエリア」の取り組みをご案内します。
セキュリティエリアは、会社内をセキュリティレベル毎に、
というようなゾーニングを行います。
ゾーニングされたセキュリティエリアには、社員においても許可のない者は立ち入りできません。
これは、持込みされたデータが第三者の目に触れることなく、365日24時間監視されたエリア内でデータ編集、印刷、加工、発送するまでの、重要な仕組みの一つになっています。
阿部紙工では、印刷物をご利用になるお取引先さまはもちろん、対象となるお客様へ情報を届けるまで安心してご依頼いただけるよう、様々な安全管理を実施しています。
こうしたことから、個人情報を扱う製品はプライバシーマーク付与事業者に委託することを推奨いたします。
今後もお客様からお預かりした個人情報を保護するために、個人情報保護マネジメントシステムの更新を続けていきます。
この動画には、本編(3分)がございます。ご興味のある方は「プリントBPOプロモーション動画を限定公開」もご参照ください。