デジタル印刷は、印刷機に送信した印刷データをそのまま出力する印刷方式で、従来の版を使用したアナログ印刷(オフセット印刷)と対比して、デジタル印刷と呼ばれています。
デジタル印刷には、必要な数量分だけ印刷するオンデマンド印刷や、データベースを使い1枚ごとに変化する情報(可変データ)を出力するバリアブル印刷(可変印刷)が挙げられます。
阿部紙工では、高速インクジェット印刷機をはじめ、アドオン型インクジェットプリンタ、連帳式インクジェットプリンタ、トナー式プロダクションプリンタなど、多様なデジタル印刷機を使い分け、製品製造しています。
必要なものを必要な数だけ、必要な時に印刷するオンデマンド印刷は、版を必要としないデジタル印刷機で製造されています。
データベースに蓄積されたデータを利用し、1枚1枚が異なる可変データを出力するバリアブル印刷。可変データは、数字や文字に限らず、バーコードや画像、レイアウトなど、用途に応じ様々なデータが扱えます。
デジタル印刷機で追い刷りを行うハイブリッド印刷は、可変データを予め印刷された台紙に追加印字(追い刷り)します。
また、アナログ印刷(オフセット印刷)とデジタル印刷(バリアブル印刷)を同時に行うアドオン型のハイブリッド印刷設備も保有しています。
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当社で採用している偽造防止印刷は、コピーをとると警告文字が現れる、特殊なセキュリティデザインを施します。
この偽造防止印刷は、オンデマンド印刷以外に一般印刷でもご利用いただけます。
バリアブル印刷(可変印刷)は、白票(白紙)等からデータ・加工データ・レイアウト等を印刷します。
ハイブリッド印刷(可変印字)は、既に印刷された台紙にデータ等を追い刷りします。