封筒に印刷物を入れる作業を「封入(ふうにゅう)」、封筒の口を糊づけベロ折りし閉じることを「封緘(ふうかん)」といい、チラシやパンフレット、通知書、明細書など、封筒を使用した封書・ダイレクトメール発送業務での一連の作業工程を「封入・封緘(ふうにゅう・ふうかん)」といいます。
阿部紙工では、印刷物の製造からデータ印字、製本加工、封入封緘、発送までワンストップで業務受託しています。
印刷物の封入は、書類をまとめて配布する場合にも用いられていますので、郵送以外の場合でも、お気軽にご相談ください。
※封入を封入れや封詰め(封筒に中身を詰める)と呼ぶ事もあるようですが、弊社では封入という呼びかたで統一しています。
また、封入(ふうにゅう)に似た言葉で、入封(にゅうほう)という言葉がありますが、こちらは大名が与えられた封地(領地)に入ることをいう言葉だそうです。
※封緘した封筒に封字や封印・封緘印・締めマーク・封蝋印・封緘シールといった閉じは機械対応しておりません。
※封緘に似た言葉で投函という言葉がありますが、こちらはポストに郵便物を入れることをいいます。
同じく封函は、箱を閉じることをいい、段ボールから段ボール箱を作る(組み立てる)ことを製函といいます。
主に洋0封筒に対応した、定形郵便物オンラインインサーター(封入封緘機)にて、A4判巻3つ折り印刷物等を最大10点まで封入、アラビア糊つきの封筒を封緘します。
チラシ等の印刷物に加え、帳票の封入、OMRによる名寄せ処理のほか、納税通知書と納付書が一冊になったブッキング加工(コンビニ収納対応)も可能です。
主に角2封筒に対応した、定形外郵便物オンラインインサーター(封入封緘機)にて、A4判印刷物を最大10点まで封入、アラビア糊つきの封筒を封緘します。
角2封筒は、最大4点の照合や選択封入(最大6点まで)が可能なほか、封入作業後の後糊加工にも対応しています。
封入封緘機には、封筒に印刷物を封入し封緘する機能だけではなく、バーコードやOMRを使用して、引き抜きや名寄せ処理、照合・選択封入を行う機能があり、その機能を使用する場合にオンラインと表現しています。
そうした機能を持つ封入封緘機をオンラインインサーターと呼んでいます。
一方、封入封緘のみの作業をする場合にはオフラインと呼んでいます。
デジタル印刷とセットでワントゥワンマーケティングの支援に欠かせない、印刷物の封入封緘作業。
印刷物の封入封緘作業には、封筒サイズ(定形郵便・定形外郵便)や封入点数、選択封入物、名寄せ、製品検査、前処理のブッキング加工など、考慮すべき項目が数多くあります。
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当社の圧着はがき(圧着DM)は、第二種郵便物はがきの規格に沿って作成された「圧着はがき」のほか、A4サイズの「圧着DM」(定形外郵便物)にも対応しているので、用途に応じて、発送方法を選択できます。
当社工場は福島県にありますが、東北の隣県(宮城県・山形県)はもちろん、東京都を中心とした関東・東海や関西地区など多方面から業務を受託しています。